葉っぱのフレディ－いのちの旅－

私は原作を知らなかったので、
まっさらな状態で聴きました。

まず最初は、みんなで演じるドラマ形式によるもの。

一番若葉のフレディを石田さんが演じています。
可愛い声でした。
その若葉より少し年上の葉っぱを、
田村ゆかりさん、吉野裕行さん、代永翼さんが演じ、
一番の年長の葉っぱを日野聡さんが演じておりました。

風Bを演じた、中村知子さんって、元俳協の人ですよね？

春が来て、生まれたばかりの若葉のフレディは、
まわりの仲間から、色々教わりながら、
立派な葉っぱへと成長していきます。
しかし、夏が来て、秋が過ぎ、やがて冬に。
ついに、仲間の葉っぱたちが木を離れて、
土に帰っていき、ひとりになりました。
死ぬのは怖い、でもそれだけじゃない。
死んでも、次の命に繋がっているんだ、ということが
とても優しく描かれていたように、私は感じました。

そして、後半は朗読パート。
1人ずつ、朗読していき、最後は石田さんで締め。

その後はフリートーク。
石田さんが司会で、主要キャストでコメントしていくんですが、
最後、石田さんが
「僕が死んだら、いったい誰の肥やしになれるのでしょうか」
と言っていたのが印象的でした。
石田さん、シュールすぎる！(笑)

石田さんがお笑いやったら、
めちゃくちゃシュールなネタ作りそうですね。
ちょっとマニアックなお笑い芸人さん好きそう。
私は、今頃になってモンスターエンジンを知りました。
友達から、「鉄工所ラップ」すごくいいよ！
って言われて聴いて知ったんですけど。
それで、やっと去年の長州ナイトの
「中小企業っていったら、技術って返してください」
という石田さんのネタの意味が分かりましたから。(遅っ！)
私と友達の間では、「神々の遊び」っていうのが
ただいま流行中です。(笑)

その後、モンスターエンジンが出てる番組を見せてもらって、
もっとマニアックな芸人さんたちがいることを知りました。
セーラー服着て、キーボードを演奏して、歌って踊るおじさんとか。(苦笑)
お笑いの世界も深いです。
石田さんに負けないように、お笑いもチェックしないとですね。
ちなみに、いとうあさこさんは知ってました。
結構、有名ですもんね。

話がお笑いにいってしまいましたが、
このお話、アメリカの哲学者の方が書いたそうですね。
命について健全な思考を持っている人が考える事だと思いました。
大人になると、考えも人それぞれです。
私が、このお話に触れるには遅すぎたみたいです。(苦笑)
もう、ひねくれちゃった後なので。
本音を書くと、石田さんよりシュールになりそうなのでやめておきます。

とっても素晴らしいお話ですし、
キャストの皆さんの演技も可愛らしくて、
心が洗われるようなCDでした。